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稽古について


中国に易筋経という古い本があります。これは、易筋洗髄と続いて、体を鍛錬することが、そのまま心を洗い清めることになるということを説いた本です。空手道の源流であるともいわれています。
最近、心配されている青少年の体力の低下も、ギスギスした人間関係も、稽古を通じて解決し、本当の協調とは、真の和とは何だろう、人生とは・・・・と、人と人、人と自然とのかかわりあいを、体でわかりたい。そんな稽古でありたいと願っています。身心ともに強くなりたいと思うのは、自然の姿。稽古を積めば強くなるのが当たり前です。でも強くなって弱いものを苛めるのが目的ではない筈です。一人では生きられないのが人の世です。ならば、自分の幸せと同様に他人の幸せをも考える。他人の身になって考え行動する。
そんな素晴らしい人間を作る。それが稽古です。
ギリギリの勝負を見つめて死生観を決定し、人間の根本を体を通じて会得する。それがこれからの稽古でありたいと願っています。通り過ぎて来た日々と、これから歩くであろう日々は、今、此の一瞬につながる。
此の一瞬に生命の火花を散らす。それが、私達の稽古でありたい。

最高師範 江上茂

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